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公開メモ

「なんであたしがガキのお守りしなきゃなんないんだよ!」
「世の人間たちは、何をもって”本物”が”ホンモノ”であると見破ってるんだろうね。えあたしぃ?ハッ。勘だよ」
「嘘嘘!冗談だって。1割くらい。ハハ!」
「たとえば...あんたが抱えて持って帰ってきたそのロケットに入ってる絵!そもそも使われてる顔料が違う。あたしが見た”ホンモノ”は多分セルリアンブルー。んでそっちの”ホンモノ”さんは白にプルシアンブルー。発色が全然違うでしょうが」
「これっぽっちの見分けもつかずよく今まで大怪盗を名乗ってこれたねぇあんた!!」
「...ま、あんたが綺麗だと思うその気持ちは嘘じゃないさ。だからその後ろ手に持ってる美麗な宝石をあたしに見せてごらん?今日奪って見せた大事な大事な戦利品をあたしにお披露目してくんなよ」

HO2贋作師

あなたは一度見た絵ならば何でも模倣することが出来る。

基本情報

名前:Embla
年齢:23
身長:178cm
好き:筆記用具 櫛 ポップコーン 消臭剤(置くタイプ、車に取り付けるタイプ)
嫌い:ガキ 落ち着きのないもの
死ぬほど嫌い:やらしい目で値踏みしてくるやつ 鳥(軒先を汚すから)

出会い


ある日、どこにでもいそうな画商が軒先を訪れ、絵に目もくれずじっとこちらを見て、こう告げる。

巷を賑わせている「大怪盗」が、お前を求めている。

取り合わずにいた。挨拶だけでも、と動かない。ひたすらに商売のジャマだった。仕方なく店先の看板をひっくり返し店を後にする。
ついてこいと案内されたレストランは名前こそ知っていて、街で知らぬものはいない、普段使いするには財布と睨めっこしなければならない、そんな場所だった。怪盗との謁見なのだから当然かもしれないが。
サービスマンに案内される。4人がけのテーブルには、男とも女とも取れないちびっ子が座っている。威勢よくハンブルグステーキを平らげている。落ち着かないらしい、あたりをきょろきょろ見回している。親はいないのだろうかーーー

非常に残念なことに目が合ってしまった。こちらに手を掲げている。サービスマンを指差す。首を横に振られる。「キミだよキミ!!!」私が座るや否や、大言壮語を並べ、話の途中にテーブル越しに肩を組んでこようとする。
最悪の神話の幕開けだった。

HO1 フギン
https://tin-afternoon-810.notion.site/7180a1f99e3840b3881ec55138b45075

https://picrew.me/ja/image_maker/1787745/complete?cd=NBRtUee3Wb

秘匿メモ

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